春日部市 牛島 牛島小学校入口 駐車場20台完備

内科・循環器内科・消化器内科
医療法人仁厚会 山本内科医院
埼玉県春日部市牛島956-1

TEL: 048-755-7500

消化器内科のご案内

春日部市の山本内科医院では、胸やけ・胃痛・腹痛・下痢/便秘・肝機能異常・黄疸などの消化器症状を、原因と重症度を整理しながら診療します。

消化器病・内視鏡の専門医である副院長の藤原 猛医師が診療を主に担当し、症状の原因と重症度を整理したうえで、必要な検査と治療を分かりやすくご提案します。必要に応じて胃カメラ(上部内視鏡)/腹部超音波(エコー)/CT/血液検査を組み合わせ、必要な範囲で迅速に評価します。

※ 大腸カメラ(下部内視鏡)は当院では行っていませんので便潜血陽性や血便などで下部内視鏡が必要な場合は、連携医療機関へ確実に紹介します。

当院で行う主な検査

  • 胃カメラ(上部内視鏡):食道・胃・十二指腸の炎症、潰瘍、腫瘍の拾い上げ(必要に応じて生検)
  • 腹部エコー:脂肪肝、胆石、胆嚢ポリープ、胆道拡張、膵嚢胞などの評価・経過観察
  • CT:胆嚢炎/胆管炎、膵炎、虫垂炎、憩室炎、腸閉塞などの鑑別と重症度評価
  • 血液検査:肝胆膵酵素、炎症反応、貧血、栄養、HBV/HCVスクリーニング、膵酵素など

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受診の目安(こんな症状はご相談ください)

  • 胸やけ、酸っぱいものが上がる、のどの違和感、つかえ感
  • みぞおちの痛み、胃もたれ、吐き気、食欲低下
  • 腹痛、下痢/便秘、便通の急な変化
  • 健診で 肝機能異常、脂肪肝、胆石/胆嚢ポリープを指摘
  • 黄疸(皮膚や白目が黄色い)、褐色尿、発熱+右上腹部痛
  • 体重減少、原因不明の貧血、糖尿病の急な悪化

食道

GERD(逆流性食道炎)/NERD

症状:胸やけ、呑酸、咽喉頭違和感、咳(逆流関連)
原因:胃酸逆流(括約筋機能低下)、食道裂孔ヘルニア、肥満、食習慣、薬剤など
解説:内視鏡で炎症が見えるGERDと、炎症所見が乏しくても症状が出るNERDがあります。警告症状(嚥下困難、体重減少、貧血など)があれば内視鏡評価を優先します。
当院の方針:問診で重症度と警告症状を確認し、必要に応じて胃カメラ。生活指導+薬物療法で調整し、難治例は専門施設へ紹介します。

食道がんの拾い上げ(要精査紹介含む)

症状:つかえ感、嚥下困難、体重減少、貧血
原因(リスク):飲酒・喫煙、慢性的粘膜障害など
解説:早期は無症状のことがあり、症状がある場合は早めの評価が重要です。
当院の方針:胃カメラで拾い上げを行い、疑わしい所見は生検や速やかな専門紹介につなげます。

胃・十二指腸

消化性潰瘍(胃潰瘍・十二指腸潰瘍)

症状:みぞおちの痛み、吐き気、黒色便、貧血
原因:H. pylori、NSAIDs(痛み止め)、抗血栓薬併用など
解説:出血を伴うと黒色便やふらつきが出ることがあります。
当院の方針:胃カメラで診断し、原因に応じて治療(酸分泌抑制、除菌、薬剤調整)。吐血/黒色便/循環不安定があれば緊急度判定のうえ入院可能施設へ紹介します。
H. pylori(ピロリ)感染(検査・除菌・除菌後フォロー)

症状:無症状〜慢性胃炎、癌、潰瘍の背景
原因:主に幼少期の経口感染(家庭内感染など)
解説:除菌は潰瘍再発や胃癌予防などに有用で、治療後は「除菌できたか」の確認が重要です。
当院の方針:適切な検査→陽性なら除菌→除菌判定まで実施。胃粘膜所見に応じて内視鏡フォロー方針を説明します。



機能性ディスペプシア(FD)

症状:胃もたれ、早期満腹感、みぞおちの不快感/痛み
原因:胃運動異常、内臓知覚過敏、感染後、ストレス・睡眠など複数因子
解説:検査で明らかな器質疾患がないのに症状が続く状態です(警告症状がある場合は別扱い)。
当院の方針:警告症状を確認し、必要に応じて胃カメラで除外。症状型を意識して薬物療法・生活指導を調整します。
胃がん・十二指腸腫瘍の拾い上げ

症状:無症状で健診発見も多い/胃痛、体重減少、貧血
原因(リスク):H. pylori、萎縮性胃炎、家族歴など
解説:早期の拾い上げが予後に影響します。
当院の方針:胃カメラで拾い上げ、必要に応じて生検。精密検査・治療が必要な場合は専門施設へ紹介します。

肝・胆

脂肪肝/MASLD(旧NAFLD)

症状:多くは無症状(健診で指摘)
原因:肥満、2型糖尿病、脂質異常症、高血圧など代謝異常(飲酒・薬剤性は鑑別)

解説:線維化が進むと肝硬変や肝がんリスクが上がるため、リスク層別化が重要です。
当院の方針:採血+腹部エコーで評価し、生活習慣病管理と一体で介入。進展例は専門連携します。

アルコール関連肝障害

症状:無症状〜倦怠感、黄疸
原因:飲酒量・期間、栄養状態、併存する代謝異常
解説:飲酒継続で進行し得るため、飲酒量の評価と介入が治療の中心です。
当院の方針:採血・画像で重症度評価、減酒/断酒支援。重症例は専門・入院連携します。

慢性B型肝炎(HBV)

症状:無症状〜慢性肝炎(肝機能異常)、進行で肝硬変・肝がん
原因:HBV感染(母子感染、性的接触、血液曝露など)
解説:病勢(ALT、HBV-DNA、線維化など)により治療適応を判断し、適応があれば核酸アナログ
(ウイルスの増殖を抑える飲み薬)でウイルス増殖を抑制します。
当院の方針:HBs抗原等でスクリーニング→必要に応じてHBV-DNA等で評価し、適応があれば核酸アナログによる治療を実施。腎機能など安全性も含めて継続管理し、複雑例や高度線維化/肝硬変疑いは専門施設へ紹介します。

慢性C型肝炎(HCV)

症状:無症状〜慢性肝炎、進行で肝硬変・肝がん
原因:HCV感染(過去の輸血/医療行為、血液曝露など)
解説:現在はIFN(インターフェロン)フリーのDAA(C型肝炎の飲み薬:ウイルスを排除する)内服で高率にウイルス排除を目指せます。排除後も線維化進展例などは肝発がんリスクを踏まえフォローが必要です。
当院の方針:HCV抗体→HCV RNA等で確定、併用薬・腎肝機能を確認し、適応があればDAA(C型肝炎の飲み薬:ウイルスを排除する)治療を実施。治療後もリスクに応じて経過観察し、複雑例は専門施設と連携します。

PBC(原発性胆汁性胆管炎)

症状:健診で肝機能異常(特にALP高値)として見つかることが多く、症状がある場合は皮膚のかゆみや倦怠感がみられます。
原因:自己免疫の関与が考えられる病気で、中年以降の女性に多いことが知られています。
解説:肝臓の細い胆管が障害され、胆汁の流れが悪くなる病気です。血液検査(ALP、AMAなど)を中心に評価し、必要に応じて画像検査で確認します。
当院の方針:採血と腹部エコー(必要によりCT)で評価し、他の原因(胆道の詰まりなど)を除外します。PBCが疑われる/確定した場合はUDCA(ウルソ:胆汁の流れを助ける薬)を基本に治療し、定期的に経過を確認します。反応が不十分な場合や進行例は専門施設へ紹介します。

肝腫瘤(良性・悪性を含む)

症状:多くは無症状で、健診の腹部エコーやCTで偶然見つかります。まれに右上腹部の違和感、体重減少、黄疸などがきっかけになることがあります。
原因:良性では肝血管腫・肝嚢胞などが多く、悪性では肝細胞がん、胆管がん、他臓器がんの肝転移などが鑑別に入ります(背景にB型/C型肝炎や肝硬変があると肝細胞がんの可能性が上がります)。
解説:肝腫瘤は「がん」とは限らず、画像で典型所見がそろえば良性として経過観察が可能な場合があります。一方で所見がはっきりしない場合は、造影CT/MRIなど追加の画像評価が必要になります。
当院の方針:腹部エコーやCTで大きさ・形・所見の特徴を確認し、採血(肝機能など)も併せて評価します。良性が強く疑われる場合は一定間隔で経過観察を行い、所見が非典型、増大傾向、悪性が疑われる所見、肝炎/肝硬変など高リスク背景がある場合は、造影MRIや専門的精査・治療が可能な医療機関へ紹介します。

胆石症(胆嚢結石)/胆嚢ポリープ

症状:無症状〜右上腹部痛(胆石発作)
原因:体質、胆汁うっ滞、脂質代謝など
解説:ポリープも胆石症も基本的には経過観察となりますが、胆石症は大きさによっては発作的な疼痛(胆石発作)や胆嚢炎を引き起こします。胆嚢ポリープも大きさ(1cm以上)や性状によっては悪性を疑います。
当院の方針:エコー中心に評価し、必要時CT。症状・炎症所見・サイズ変化で経過観察か外科紹介を判断します。

胆嚢炎・胆管炎の鑑別と緊急度判定

症状:発熱、右上腹部痛、黄疸、強い倦怠感
原因:胆石による閉塞、胆道感染など
解説:胆管炎は重症化し得るため、早期の重症度判定が重要です。
当院の方針:当院では一次評価として採血+エコー/CTで評価し、重症度を判定。入院/救急が必要性を考えて速やかに紹介します。

胆道系腫瘍の拾い上げ(黄疸・胆管拡張など→紹介)

症状:黄疸、褐色尿、体重減少、食欲低下
原因(疑う所見):胆管拡張、原因不明の黄疸など
解説:拾い上げ後の精密検査(EUS/ERCP等)は専門施設で行います。
当院の方針:当院では採血+エコー/CTで拾い上げ、疑いがあれば専門施設へ紹介します。

慢性膵炎

症状:反復する上腹部痛、脂肪便、糖尿病
原因:アルコール、喫煙、特発性など
解説:長期経過で膵外分泌/内分泌機能低下が問題になります。
当院の方針:採血・画像で評価し、禁酒/禁煙を含めて管理。必要時は専門施設へ紹介します。

膵嚢胞性病変(IPMN:膵管内乳頭粘液性腫瘍 など)

症状:多くは無症状で、健診や他疾患の検査(CT・エコー)で偶然みつかることがほとんどです。まれに腹痛、膵炎、黄疸などで見つかることもあります。

解説:膵管の粘液産生性病変(IPMN)のほか、漿液性嚢胞腫瘍(SCN)粘液性嚢胞腫瘍(MCN)仮性嚢胞などが含まれます。嚢胞のタイプにより、経過観察でよいものと、精密検査や治療が必要なものがあります。

当院の方針:画像検査で嚢胞の大きさ、主膵管の拡張、壁在結節(嚢胞内のコブ)、血液検査で黄疸、腫瘍マーカーなどのリスク所見を確認します。リスク所見が疑われる場合精査が必要な所見がある場合は、MRI/EUS(超音波内視鏡)や治療が可能な専門施設へ紹介します。

膵がんの拾い上げ

症状:体重減少、黄疸、背部痛、糖尿病の急な悪化
原因(リスク):喫煙、慢性膵炎、家族歴など
解説:症状出現時は進行していることもあるため、迅速な評価が重要です。
当院の方針:採血+CT/エコーで評価し、疑いがあれば速やかに専門施設へ紹介します。

大腸

感染性胃腸炎(ウイルス/細菌)

症状:下痢、嘔吐、腹痛、発熱
原因:ウイルス(ノロ等)、細菌など
解説:重症度は脱水で決まり、血便や高熱では細菌性などを鑑別します。
当院の方針:脱水評価、必要に応じて補液・対症療法。重症例は追加評価や紹介します。
便秘症

症状:排便回数減少、残便感、腹部膨満
原因:機能性、薬剤性、二次性(甲状腺・電解質異常など)、器質性
解説:「急に悪化」「体重減少」「貧血」「血便」は要注意です。
当院の方針:薬剤歴と危険サインを確認し、必要なら採血・画像。生活指導+薬物調整、下部精査が必要なら紹介します。
過敏性腸症候群(IBS:下痢型/便秘型/混合型)

症状:腹痛/お腹の張り、下痢・便秘(または交互)、便が出てもスッキリしない など。
原因:腸の動きの乱れ、腸が刺激に敏感になること(知覚過敏)、腸内環境、ストレスや生活リズムなどが関与します。
当院の方針:まず問診でタイプ(下痢型・便秘型・混合型など)を整理し、必要最小限の検査(採血・便検査、必要に応じてCT)で危険な病気がないか確認します。食事・生活の調整と、症状に合わせた薬でコントロールします。
血便、発熱、体重減少、貧血、夜間に目が覚める腹痛や下痢、症状の急な悪化などがある場合は、大腸カメラ可能な医療機関へ紹介します。

大腸がんの拾い上げ(便潜血陽性、鉄欠乏性貧血、便通変化など)

症状:便潜血陽性、血便、鉄欠乏性貧血、便通変化、体重減少
原因:生活習慣と体質(遺伝)が重なって起こります。具体的には、喫煙・飲酒・肥満などでリスクが上がり、(特に女性では)加工肉や赤肉の摂取もリスク上昇と関連するとされています。また、炎症性腸疾患がある方や、家族歴(家族性大腸腺腫症やリンチ症候群の家系など)がある方は、体質的にリスクが高くなります。
解説:便潜血など便検査が陽性の場合、精密検査として大腸内視鏡が必要です。
当院の方針:採血・必要時CTで状況を整理し、下部内視鏡可能施設へ確実に紹介します(当院では大腸カメラを行いません)。

直腸肛門

痔核・裂肛

症状:排便時出血、痛み、しみる、腫れ
原因:便秘、硬便、排便習慣
解説:痔に見えても、背景に大腸疾患が隠れることがあるため、反復血便や貧血は別途評価が必要です。
当院の方針:視診、肛門鏡で評価し、便通管理+外用/内服で対応。改善不良や貧血/反復血便は下部内視鏡へ紹介します。 

よくある質問(FAQ)

Q. 便潜血陽性でした。何が原因ですか?
A. 便潜血陽性は「便に少量の血が混じっている可能性」を示します。原因は一つに決められず、痔核や裂肛など肛門からの出血でも陽性になりますし、大腸ポリープや大腸がん、憩室からの出血、虚血性腸炎、炎症性腸疾患、感染性腸炎などでも陽性になり得ます。便潜血検査は原因を特定する検査ではないため、陽性の場合は原因確認として大腸内視鏡(下部内視鏡)による精密検査が推奨されます。当院では大腸カメラを行っていないため、問診と必要な採血で貧血や緊急性を確認したうえで、下部内視鏡が可能な連携医療機関へ確実に紹介します。

Q. B型/C型肝炎は治療までできますか?
A. 当院でB型肝炎は核酸アナログ(B型肝炎の飲み薬:ウイルスを抑える)治療、C型肝炎はDAA(C型肝炎の飲み薬:ウイルスを排除する)治療まで対応します。病態や併用薬、肝線維化の程度により専門施設とも連携します。

Q. CTはどんなときに使いますか?
A. 胆嚢炎/胆管炎、膵炎、虫垂炎、憩室炎、腸閉塞など、緊急度の判断や鑑別が重要な場面で有用です(必要性は症状と診察所見で判断)。